ミノベ建設に入社したきっかけ

ミノベ建設は、社員の横のつながりがものすごいアットホームなんですよね。プライベートで一緒にゴルフしたり、困った時には横の連絡で「ちょっと手伝いに行ってあげようか」とか。今は自分の仕事が多いので簡単には行けないですが、そういった部分はずっと変わっていないと思います。就職先を「ここ!」と決めたのもそれが理由です。

僕の姉が設計士で、僕が入社する前の年ぐらいに、ちょうど姉が設計した案件でミノベ建設が携わっていたみたいで。姉から「ミノベ建設は社員が一丸となってがんばってるみたいやで」と聞いて、ここに決めました。その他1社2社、会社訪問しましたが、それが決め手になってミノベ建設に入社しました。

この仕事をしていて大変なこと

2007年ぐらいでしょうか。栗東で、初めて15階建ての大きな物件を建てている時に、3回も台風が直撃してしまったんです。台風が来ると、台風養生といって、物が飛ばないようにしたり、シートをめくったり、いろいろと対策しないといけません。台風のシーズンでもないのに3回も大きな台風が来て、見積もりの想定に入れてなかったお金がすごくかかりました。鉄筋コンクリート造で、15階建ての大きさは、僕としては初めての規模でした。18ヶ月くらいの工期だったのですが、台風の間は工事もできませんし、その期間は夜中に風がビューっと吹くだけで気が休まりませんでした(笑)
それでもなんとか、期限までに納めることができまして、ほっとしたことを覚えています。

工事に「同じ現場」はありません。仮に同じ建物だとしても建てる土地が異なれば、違う条件になります。毎回そういった異なる経験の積み重ねで、成長していくものだと思っています。

「この仕事をやっててよかった!」と思える瞬間

「1年点検」などでお客さんのところに呼ばれて行った際に、建物をすごく綺麗に使っていただいている時ですね。
「こんなきれいに使ってくれてんねや」と、嬉しくなります。

その後の改修などもやらせてもらうことが多いのですが、ずっと綺麗に使ってもらえていると、ものを作ってる人間としては、オーナーさんの愛情が見えて、冥利に尽きますね。
「大変なこといっぱいあったけど、よかったなぁ」と、それまでの苦労がすっと消えていく瞬間です。

「この仕事をやっててよかった!」と思える瞬間

今まで工事した案件の写真や図面などのデータを、自分のHDDに入れてあります。常に勉強なので、それらが宝物ですね。何か聞かれた時にも、過去の事例を探せばわかることが多々あります。工事してきたデータが一番の財産ですね。

私だけの工夫

「しなさい」「やりなさい」と上の立場から言うのは簡単ですが、「これしたらダメですよ」と言う分、受け皿をつくってあげることを大切にしています。

例えば、職人さんたちに「近隣のご迷惑になるからタバコ吸ったらダメ」とだけ言うのではなく、ちゃんと「ここでならいいですよ」という休憩所も作ってあげる。彼らが使う駐車場なども、できるだけ近くに用意してあげたいなと思っています。そのかわり、「こちらもこれだけがんばったんだから、いい仕事しましょうね」と。職人さんの環境づくりに関しては、僕は費用をかけているほうだと思います。

「なぜこれをするのか」「なぜやったらダメなのか」という理由を伝えることも大事ですね。僕らは工事したら終わりですが、オーナーさんはそれから周りの方とのお付き合いがスタートします。そのスタートを切る前に、僕らがご近所に迷惑をかけたら、それがずっと尾を引いてしまいます。「だから、これはしたらダメなんですよ」と。そう伝えています。

そうして、現場を良い形で納められた時は、オーナーさんから「次の店舗もお願いします」と言っていただけることもあります。

そういった細かいことの積み重ねは、巡り巡って、自分たちに返ってくるものなのかもしれませんね。

ミノベ建設を選んでもらえる理由

「工事して終わりじゃない」という考えを持っているからでしょうか。

「工事が完成してからが、お付き合いのスタート」だと思っていますし、

「建てた後のメンテナンス」などは会社にとってあまり利益にはならないこともありますが、丁寧にやっています。それは、先輩方からずっと当たり前に続けてきたことです。

だからこそ、「じゃあ、次はまたミノベ建設に声かけてみようか」となっているんじゃないかと思ってます。それは先代から教えてもらったことですね。

オフの過ごし方

会社みんなでゴルフに行ったりしますね。ベストスコアは85です。

おいしいものを食べることが好きです。
お酒も好きなんですけど、芋焼酎だけが飲めません(笑)

1日のスケジュール

  • 現場に来て、開錠します。

  • 朝礼

    その後は現場の中を巡視して、作業が予定通り進んでいるかチェックします。

  • 昼礼

    午後の作業と翌日の作業のミーティング。どんな危険なことがあるのか、明日はどんな材料が入ってくるのかなどを確認します。例えば翌朝、10台もいっぺんにトラックが入ってきたら近隣の迷惑になりますので、きちんと計画を立てます。

  • 現場の巡視

    書類の作成、図面の作成など。

  • 現場の施錠

    職人さんが帰った後、書類仕事をすることもあります。