ミノベ建設に入社したきっかけ

高校を出て、大阪の建築系の専門学校を出て、新卒で入りました。父親は車の整備士の仕事をしていたので、飛行機とか車の整備士系の学校も探していましたが、気づくと、建築の専門学校を探している自分がいました。

実家が滋賀なので、大津のほうで会社を探していたところ、学校にミノベ建設の求人が来ていたので、受けました。先代の社長と、専務、総務の一番偉い人に面接してもらった記憶があります。それから21、22年ほどミノベ建設ひとすじで働いています。

この仕事をしていて大変なこと

現場で大きなケガなどを起こしたことはありませんが、一度、仕上げた建物のある部屋の「面積」が図面よりわずかに足りておらず、竣工間際に直したことがあります。

自分が所長として行っていた現場だったのですが、検査・計測してもらったところ、7㎡のうち、0.15㎡ほど面積が足りていませんでした。そこから職人さんに急遽来てもらい、内側の壁をはがして、直さなければいけませんでした。あれは本当に申し訳なかったです。

ただ、ミスやトラブルがあった時に、業者さんに連絡してその日に対応してくれたので、本当に助かりました。連絡しても「今は動けへん」と言われたらそれまでなのですが、普段の関係性があったからこそ、対応してもらえたのかもしれません。ありがたかったですね…。

「この仕事をやっててよかった!」と思える瞬間

自分が所長として、現場に行ってる時は、いろんな意味でやりがいが全く違いますね。

所長は、お客さんと話す機会も多いですし、予算も考えないといけないですし、責任もあるし大変です。次席ぐらいで現場監督しにいくのがラク、という話もありますが(笑)、やはり、所長は背負うものが大きいので、仕事をやり遂げた時の感慨はひとしおです。

もちろん、次席で行く時も、所長とは異なる面白味がありますし、現場のことにより深く関われます。
この会社にいると、いろんな立場を経験できますね。

たまに、子どもとドライブ中に、「これ、お父さん建てたやつやで」と教えることもあるのですが、「おう、そうなん」ぐらいであまりガツガツリアクションはないですね(笑)子どもたちにとって大工さんや職人さんは想像しやすいみたいなのですが、「お父さんはそれとちゃう」と指摘しても、まだ「監督業」という存在は理解しづらいようです(笑)

私の仕事道具

測るもの。スケール(メジャー)ですね。
建てて管理していく立場としてはこれがないと、仕事にならないですからね。

私だけの工夫

職人さんを「名前」で呼ぶようにしています。業者名などでは呼ばずに、なるべく個人名を覚えて、せめて職長さんだけでも、名前を覚えて呼ぼうと努力しています。

僕も「所長さん」とか「監督さん」とか呼ばれるよりも、「山田さん」と呼ばれたほうが嬉しいので、僕も職人さんをそう呼んであげたいと思っています。

さすがに20年やってくると、たくさんの人を覚えすぎて、混同することもあります(笑)

それでも、「名前で呼ぶ」というのは、コミュニケーションをとる上での潤滑油ですね。

ミノベ建設を選んでもらえる理由

僕らの先輩たちがこれまで建ててきた「建物の出来栄え」を見て、お客さんが選んでくれているのだと思います。やはり「いいの作ってくれはったな」という実感に勝るものはないからです。

副社長もおっしゃるのですが、「現場監督は、良い建物を作ってくることが営業になる」と。建てていく過程のお客さんとの接し方なども、品質の一部だと思っています。

「山田さんの対応はよかったな」と言ってもらえるとやはり嬉しいですね。

誠実に、良い建物を作り続けていきたいです。

オフの過ごし方

子どもが2人(小6男、小2女)いるので、どこかに一緒に遊びに行っていることが多いですね。上の子は、携帯とゲームが好きで、YouTubeでヒカキン、セイキンとかよう見てますね。小さい頃は公園とかで遊んでいたんですが、今は京都のプログラミング教室に通ったり、運動よりそっちのほうが好きみたいです。下の子は、今はスクイーズが好きですね。

1日のスケジュール

  • 会社に寄る

  • 現場で朝礼

    作業開始

  • 職長さんに集まってもらって昼礼

    ランチ後は、現場巡回したり、事務所で図面を書いたりします。

  • 職人さんが帰り始めます。
    会社に寄り、帰宅。